機器名称

高速液体クロマトグラフ質量分析装置（LC-MS/MS）

メーカー・型番

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 / LTQ Orbitrap Velos ETD

用途

医薬品、食品、生物試料、天然由来化合物等の微量成分の探索、同定、分子構造解析等に用いる。精密質量測定による各成分の定性・定量分析ができる。

仕様・特徴

【LTQ Orbitrap Velos ETD】
デュアルセルリニアイオントラップ（LTQ Velos）と電場型フーリエ変換質量分析計（Orbitrap）及びElectron Transfer Dissociation（ETD）を組み合わせたハイブリッド型装置

• イオン化法：ESI
• 質量精度：3 ppm (外部標準法), 1 ppm (内部標準法)
• 最高分解能：100000 (FWHM＠m/z 400)
• 改良型HCD Collision Cell搭載
• 質量範囲：m/z 50-2000, m/z 200-4000
• ダイナミックレンジ：5000 以上
• CID, HCD, ETDの複数のイオン解離方法が可能
• MSとMSnのパラレル測定が可能

【Ultimate 3000 RSLCシステム】
• 最大流量：5 ml/min
• 耐圧：80 MPa
• サイクルタイム：15 秒
• 温度設定範囲：5～110 ℃

設置場所

オープンイノベーション施設 205実験室

連絡先

三重大学 研究基盤推進機構 先端科学研究支援センター 機器分析部門
TEL : 059-231-9682
e-mail : kikibun[at]opri.mie-u.ac.jp